生物多様性に関する連携協定の締結について
概要
2025年6月27日、真鶴町(町長 小林 伸行、以下「当町」)は、国立大学法人横浜国立大学(学長 梅原 出、以下「同大学」)、特定非営利活動法人ディスカバーブルー(代表理事 水井 涼太、以下「同NPO法人」)、株式会社横浜銀行(代表取締役頭取 片岡 達也、以下「同行」)と生物多様性保全に関する連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
近年、地球温暖化や海洋プラスチックごみ問題などが海洋生態系に与える影響は深刻化しており、神奈川県の沿岸域においても多くの課題に直面しています。
こうした中、当町は、これまでも同NPO法人及び同大学と連携し、海洋生物や真鶴の豊かな自然を楽しむことのできる体験型学習の場として「海の学校」を実施してまいりました。特に、町立遠藤貝類博物館の開館後は、同館の教育普及事業として同NPO法人に運営を委託する形で継続しています。また、同大学施設に関しては、町内の幼稚園、小中学校にとどまらず、町外の教育機関にも広く利用されております。
この度の協定は、これまでの3者の連携に、広範なネットワークを有する同行が加わることで、生物多様性保全の取り組みを一層強化・発展させることを目的としています。
今後は、本協定に基づき、4者がそれぞれの知見や資源を活かし、海に関わる人々だけでなく、より幅広い層に向けた取り組みを展開するなど、生物多様性保全の具体的な取り組みを強化してまいります。これにより、真鶴の豊かな自然の魅力を広く伝え、生物多様性保全への意識向上を図ります。
協定締結日:2025年6月27日(金)
協定名:生物多様性保全に関する連携協定
目的:それぞれ保有する資源を有効に活用し、相互の連携および協力を強化することにより、生物多様性の保全に寄与すること。
連携内容:上記の目的を達成するために、下記の事項にて連携をする。
1. 情報の共有に関すること
2. 生物多様性の保全および再生に関すること
3. 調査研究に関すること
4. 普及啓発に関すること
5. 各者が保有・管理する施設の相互利用に関すること
6. その他本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

左から水井涼太ディスカバーブルー代表理事、小林伸行真鶴町長、梅原出横浜国立大学学長、片岡達也横浜銀行代表取締役頭取

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更新日:2025年06月30日