石材業

本小松石

本小松石

 真鶴の山側で採掘される「本小松石」は箱根火山噴出の熔岩です。香川県の「庵治石」、茨城県の「稲田石」に並ぶ日本三大名石の1つとされています。                           緻密で耐火性が強く、良く磨き上げると青黒い光沢が美しく、関東では高級な石として墓石、建築材、庭石、モニュメント、工芸製品として幅広く利用されています。                      鎌倉時代から広く使い始められ、源頼朝、北条一族の墓石、長谷の大仏などに用いられる最高級品です。

歴史ある「本小松石」を全国へ

本小松石2

 北条氏が小田原城の築城と補修、石垣山一夜城建城や江戸城の石垣などの大規模な事業に「本小松石」が使われた頃から有名になりました。真鶴町には採石場として唯一港があり、船を使って全国に搬出できたことから石材業が発展していったと言われています。

 昔から墓石、建築の石として使われてきましたが、現在では一輪挿しや置物、モニュメントなど身近なものとしても使われています。        

 

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更新日:2017年03月10日