学校給食で提供した食材について(令和5年12月7日)

 当町の学校給食で提供した「せんべい汁」にて使用の「割れかやき煎餅」の原料である小麦粉から、基準値を超えるカビ毒が検出された旨、神奈川県学校給食会から連絡がありましたのでお知らせいたします。

1.事案の概要

 11月29日(水曜日)、(公財)神奈川県学校給食会から「割れかやき煎餅」の原料である令和4年岩手県産南部小麦粉から、食品衛生法の定める基準値を超えるデオキシニバレノール(赤カビ) が検出されたため、製品の回収を行う旨の連絡がありました。そのことに伴い、学校給食における過去の使用状況を確認したところ、当該製品の使用が判明しました。

 なお、現時点で当該製品による健康被害の情報はありません。

2.対象製品

製品名:「業務用割れかやき煎餅」(令和4年岩手県産南部小麦使用)

小麦の検査結果:デオキシニバレノール 2.1mg/kg

       (食品衛生法に基づく基準値 1.0mg/kg)

3.町立学校への提供状況

対象校:町立小学校 1校

提供日:11月15日(水曜日) 

献立メニュー:せんべい汁

4.今後の対応

 今後も、(公財)神奈川県学校給食会をはじめとする関係機関と連携の上、学校給食に使用する食材の安全性の確保に努めてまいります。

【参考】デオキシニバレノールとは…

 穀類(特に小麦、大麦及びトウモロコシ)の赤カビ病の病原菌で産生されるカビ毒であり、著しく汚染された食品を一度に摂取すると、おう吐などの急性中毒の症状が生じることがあるとされています。(出典:農林水産省・JECFA)

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更新日:2023年12月08日