ノロウイルス食中毒に注意しましょう!
ノロウイルス食中毒警戒情報が発令されました。期間は令和2年11月30日から令和3年3月31日です。
(神奈川県)「ノロウイルス食中毒警戒情報」を発令しました!
ノロウイルスとは
ノロウイルスは、冬期を中心に急性胃腸炎を起こすウイルスです。
下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、2から3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。
また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。
感染者の便や嘔吐物には多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚染された手などを介して食品を汚染すること)なども食中毒発生の原因となります。
ノロウイルスはアルコール消毒では殺菌できません。
加熱もしくは次亜塩素酸ナトリウムにより殺菌することができます。
ご家庭でのノロウイルス予防のポイント
ノロウイルスが食品に付着しても肉眼ではわからないうえ、においや味、色などの変化もありません。そのため、食品の取り扱いにあたっては、次のことに注意して、予防対策を万全にしましょう。
1 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使ってよく手を洗いましょう。
2 まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や台所用漂白剤で消毒をしましょう。
3 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。
4 カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、中心部まで加熱調理(85から90℃で90秒以上)して食べましょう。
より詳細な情報については、下のリンクから厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」をご確認ください。
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更新日:2020年12月11日